寒露記

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ソシャゲのサ終を見守ることになった話

近年のゲームには、終了の二文字が必ずついて回る。ソーシャルゲームを含むオンラインゲームなら、アップデート、のちサービス終了。買い切り……いわゆるオフラインゲームでも、販売終了という終了がある。

あまりソーシャルゲームはプレイしていないので、そういう瞬間には殆ど立ち会ってはないのだけど、2018年7月末に誕生した「世紀末デイズ」は、一応開始から2019年1月の最終アップデートまでお付き合いしていた(その後7ヶ月、2019年8月中旬でゲームそのものをクローズしたのは知らなかった)。

ソーシャルゲームは、サービスが終了してしまうとプレイ出来なくなるという、プレイヤーからすれば欠陥をかかえている。パブリッシャーに体力があれば、買い切りになって復活したり、図鑑だけ残ったりもするが……それは、ごく一部だけ。いずれは記憶からも消えていくのだ。

……どうしてこういう話をしているかというと、正月〜4月あたりまでやってた(僅かだが課金もした)ゲームのサービス終了が決まったからだ。

その名を、ゴッドイーター レゾナントオプス(GEREO)と言う。

まあ、こんな記事をサービス終了予告があった1週間後に書くあたりで現在のハマり具合が分かりますね。

そういうことです。

 

…………正直に言えば、GEREOのサービス終了は見えていたと思う。強気のガチャ設定&課金まわり、突然湧いた限界突破、プロデューサーのゲーム未プレイ疑惑、コラボしたソシャゲもサービス終了、運営とユーザーのズレ。

それでも、モデリングは素晴らしかった。ストーリーも、後半になるにつれ盛り上がりもあったと思う……まあストーリーの場面にそぐわない戦闘とかもあったが、それはソシャゲなので諦めた。

元々コンシューマーとして出ていたシリーズのいわばお祭りゲーなので、キャラ個別の人気もあった。課金したのは、まあ、別にいいのだ。シリーズが3まで続いたことへのお祝いと割り切ってたし、好きなキャラが出てくれたことへの感謝もあったし。

2周年を過ぎて、過去作のストーリーをGEREOの戦闘システムに落としこんで振り返るコンテンツも出してきて……そうだ、それはどうなるんだ? あのコンテンツが出てきたから「これは息が長いソシャゲになるな」と思ったのだが、終わるのであれば見れなくなる。

個人的にサービス終了の遠因となったのかな、と思うシステムがある。レアリティブレイク、俗に言う限界突破だ。最高レアの★5が★6になれるというシステム。それに必要なのが、ガチャで2枚目を引くことしかも、実装以前に2枚目以上引いた場合、遡っての補填がない。まあその当たりは調べてほしい。これは荒れると思っていた。実際荒れた。どれくらい被ったかが運営側で分からないから補填出来なかったのだとも言われているが、真相は闇の中だ。

既存のユーザーに不利な育成システムを実装した時、補填をどうするかで運営の誠意、ひいてはオンラインゲームの寿命が見えると思っている。今回のサービス終了で、それは見えたのではないか。

 

GEREOくんにはファイナルファンタジーレジェンズIIのように、買い切りになって出直して欲しい。それが無理ならオフライン化して、ストーリーと図鑑機能とホームだけでも残してほしい。主人公の鎌モーションとか良かったから……。

 

Q. どうしてこんな記事を書いたの?

A. プレイを休止してるゲームで同じような限界突破システムが実装された時に補填が一切なかったんだよ!!! それの恨みだよ文句あっか!!!

Q. お便りは?

A. 送ったけど「しないからよろしく」と言われました、おのれ……